中谷潤人、TKOで2度目防衛

 5回、プメレレ・カフ(右)のパンチを浴びる田中恒成=有明アリーナ
 5回、プメレレ・カフ(右)のパンチを浴びる田中恒成=有明アリーナ


ボクシングの世界戦が14日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の中谷潤人(M・T)は同級1位のペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)に6回2分59秒TKO勝ちし、2度目の防衛を果たした。
世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の田中恒成(畑中)は同級5位のプメレレ・カフ(南アフリカ)に1―2の判定で敗れ、初防衛に失敗した。
戦績は中谷が29戦全勝(22KO)、ペッチは76勝(53KO)2敗。田中が20勝(11KO)2敗、カフが11勝(8KO)3分け。
WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦で元人気キックボクサーの那須川天心(帝拳)はジェルウィン・アシロ(フィリピン)に判定勝ちし、5戦全勝(2KO)とした。
WBOフライ級王者のアンソニー・オラスクアガ(米国)の防衛戦は1回に偶然のバッティングでジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)が負傷して続行不可能となり、無判定試合となった。
(共同)

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