自民党の渡辺猛之参院議員（５６）＝岐阜選挙区＝が、任期満了に伴う来年１月の岐阜県知事選への出馬見送りを検討していることが５日、複数の関係者への取材で分かった。近く態度を表明するとみられる。
渡辺氏は先月、立候補表明した。５日、衆院選結果などを踏まえ「党にとって一刻も早い信頼回復が最優先の中、なすべきことを考えている。参院議員を続けていくべきかどうか、党の置かれている状況を考え、関係者と検討している」とのコメントを出した。
知事選は来年１月９日告示、２６日投開票の日程で行われる。２０２１年の前回選挙に続いて元内閣府官房審議官の江崎禎英氏（５９）が立候補を表明している。
（共同）