自民、参院会長に武見氏
自民党は6日の参院議員特別総会で、体調不良を理由に参院議長を辞任する尾辻秀久氏の後任に関口昌一参院議員会長を推す方針を確認した。関口氏の後任に武見敬三前厚生労働相を充てる人事も了承した。派閥裏金事件を受け関口氏が1月に打ち出した方針を踏まえ、武見氏は所属する麻生派を離れる意向を示した。
武見氏は福岡資麿厚労相が10月に入閣して以降、空席だった参院政審会長に古川俊治氏を指名。松山政司参院幹事長、石井準一国対委員長の再任と合わせ、特別総会で了承した。
参院議長は第1会派から選ぶのが慣例となっており、関口氏は11日召集の特別国会で選出される見通しだ。
(共同)