手荷物料金は「不正行為」と罰金

 ロンドン近郊のガトウィック空港から離陸するイージージェットの機体=2021年、英クローリー(ロイター=共同)
 ロンドン近郊のガトウィック空港から離陸するイージージェットの機体=2021年、英クローリー(ロイター=共同)


【パリ共同】スペイン政府は22日、乗客の機内持ち込み手荷物に料金を課すなど「不正行為」で、英国のイージージェットやアイルランドのライアンエアなど欧州の格安航空会社(LCC)5社に計1億7900万ユーロ(約290億円)の罰金を科したと発表した。欧州メディアが伝えた。LCC業界は反発している。
2018年11月に機内持ち込み手荷物への追加料金を最初に導入したライアンエアは5社で最大の1億780万ユーロの罰金が科された。同社は強く反発し、欧州連合(EU)司法裁判所に提訴する方針だとしている。
他に対象となったのはスペインのブエリングとボロテア、ノルウェーのノルウェー・エアシャトル。子どものために隣の座席を予約する乗客から追加料金を徴収したことに対しても罰金が科された。
(共同)

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