誤報、影響したが決定的でない
【ソウル共同】韓国の趙兌烈外相は27日、生稲晃子外務政務官が靖国神社に参拝したとの誤報を巡り、世界文化遺産「佐渡島の金山」の労働者追悼式への参加を見送った政府判断について韓国記者団に問われ「ある程度影響したが、決定的な要因ではない」と答えた。イタリアで会談した岩屋毅外相にも説明したと明らかにした。
趙氏は、岩屋氏側から特段の反応はなかったとした。不参加の理由は、追悼式の内容が世界遺産登録に際し日本と合意した水準に満たなかったためだと改めて説明した。
共同通信は25日、生稲氏が2022年8月15日に靖国神社を参拝したとの報道は誤りだったとの記事を配信した。
(共同)