長期金利上昇、1・110%
27日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(376回債、表面利率0・9%)の終値利回りは前日より0・025%高い1・110%だった。日本相互証券によると2011年7月以来、約13年半ぶりの高水準。日中の取引での終値利回りは1・100%だったが、その後の夜間取引で上昇した。
27日の日経平均株価が上昇し、投資家のリスクを取る姿勢が強まった。比較的安全な資産とされる国債が売られて利回りが上がった。
大阪取引所10年国債先物の中心限月である25年3月きりは08銭安の141円82銭。
(共同)