旅客機墜落はロシアの攻撃が原因
【モスクワ共同】アゼルバイジャンのアリエフ大統領は29日、カザフスタン西部で起きたアゼルバイジャン航空機墜落について、旅客機が向かっていたロシア南部チェチェン共和国のグロズヌイ上空で「意図的ではないが攻撃された」ことが原因だと表明した。ロシア側に対し、罪を認め、関係者の処罰と補償を行うよう求めた。タス通信などが報じた。
アリエフ氏は最終的な原因はフライトレコーダー(飛行記録装置)の解析で明らかになるとしつつ、旅客機がグロズヌイ周辺で地上から攻撃を受け、制御を失ったのは事実だと強調。通信を妨害する電子戦システムの影響でも制御を失っていたと主張した。
(共同)