【ロサンゼルス共同】ドラマ「ＳＨＯＧＵＮ　将軍」で米ゴールデン・グローブ賞を獲得した真田広之さんは５日の受賞スピーチで、若手の俳優や制作者に向け「決してあきらめないで」と呼びかけた。記者会見では、日本語が主要言語の作品が評価されたことでアジアの映画・ドラマ界の「可能性が大きく広がった」と強調した。
約２０年前に米国に渡り、ハリウッド作品で日本文化の発信に挑んできた真田さん。黒のタキシード姿でスピーチし、若手俳優らに「自分を見失わずに信じて」と訴えた。記者会見では、日米双方で培った全ての経験を注ぎ込んだと振り返り「素晴らしい旅路だった」と誇らしげに語った。
白いドレスに身を包んだアンナ・サワイさんは、授賞式で名前を呼ばれると真田さんとハグを交わしてステージへ。「感謝を伝えたい人がたくさんいる」と受賞を喜んだ。
（共同）