刃物から2人分の血液を検出



北九州市の中学3年男女殺傷事件で、福岡県警が、男子生徒(15)への殺人未遂の疑いで逮捕した平原政徳容疑者(43)の家宅捜索で押収した刃物1本から、2人分の血液を検出したことが7日、捜査関係者への取材で分かった。鑑定の結果、生徒2人と矛盾しなかった。県警は凶器とみて調べ、中島咲彩さん(15)に対する殺人容疑で、勾留期限の9日にも再逮捕する方針。
捜査関係者によると、刃物は男子生徒の説明と共通する特徴がある。
昨年12月14日夜、平原容疑者は同市小倉南区のマクドナルド店内で、刃物のような物で男子生徒の腰を刺して深い傷を負わせた後、すぐさま中島さんの腹を刺し、失血死させた疑いが持たれている。
(共同)

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