サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン」のニールセン新監督が１２日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で行われた全日本高校女子選手権の決勝を視察した。若い力に「世代別を含め日本代表を見ていたが、学校のレベルでここまで高いとは」と驚嘆した。
デンマーク出身のニールセン氏は女子日本代表で初の外国人監督。１１日には全日本Ｕ―１８（１８歳以下）女子選手権も視察しており、高校生世代を「関わった欧州の国に比べると日本の方がレベルが高い」と評価した。
２０１１年女子ワールドカップ（Ｗ杯）を制した「なでしこジャパン」は２３年Ｗ杯や昨夏のパリ五輪は８強止まり。２７年Ｗ杯を見据え「ベースの部分はできている。育成年代もタレントがそろっている。あとはメンタルの部分」と話した。
（共同）