凍る湖に神秘の気泡
北海道上士幌町の糠平湖で、凍った湖面に湧き出たガスなどの気泡が閉じ込められた「アイスバブル」が出現し、見頃を迎えている。15日も積もった雪を掘り返すと大小の丸く白い泡が姿を見せ、観光客らは神秘的な光景に見入った。
湖上でワカサギ釣りも楽しんだという札幌市の会社員秋山英さん(34)は「この景色をつくり出す自然のすごさを改めて感じる」と話した。
ガイドツアーなどを行うNPO法人「ひがし大雪自然ガイドセンター」によると、アイスバブルは例年1月上旬から同月末ごろまで見ることができる現象だが、今年は今後気温が上昇し、20日前後には湖への立ち入りが禁止される可能性があるという。
(共同)