17億円違法集金疑いで男逮捕

 愛知県警察本部
 愛知県警察本部


10%超の利率を約束して出資話を持ちかけ、3人から計2億8100万円を集めたとして愛知県警は15日、出資法違反(預かり金禁止)の疑いで会社役員三好文弘容疑者(45)=東京都世田谷区=を逮捕した。県警は16人から計約17億円を集めた疑いがあるとみて調べている。容疑者はBUN(ブン)名義で芸能関係者のスタイリストとして活動していた。
県警によると、容疑者は、アニメキャラクターなどの役を舞台で演じる「2・5次元俳優」のデザインマスクなどの販売が決まり、製造費用を出資してほしいと持ちかけていた。偽造した有名企業との契約書を見せ、実際に取引があると信じ込ませていたとみられる。
2020年5月ごろから出資を募り、16人以外にも同様の集金をしていたとみて捜査している。
逮捕容疑は22年4月〜23年3月、名古屋市瑞穂区の男性会社役員(44)ら3人に、元本保証や11〜12%の利率の支払いを約束して26回にわたり容疑者が役員を務める法人名義口座に振り込ませ、計2億8100万円を集めた疑い。容疑を認めている。
(共同)

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