体操協会が再発防止策発表
日本体操協会は15日、パリ五輪体操女子代表だった当時19歳の宮田笙子選手(20)=順天堂大=が飲酒と喫煙の発覚で出場を辞退した問題で、行動規範の改定や選手教育の改善を含む再発防止策を発表した。原因究明が不十分と判断したスポーツ庁から具体策の追加報告を求められていた。
取り組みを推進するため協会内に藤田直志会長や体操、新体操、トランポリンの各本部長をメンバーとするプロジェクトチームを設置することも決めた。国立スポーツ科学センター(JISS)に協力を仰ぎ、1年をかけて強化合宿などで意識改革に努める。
協会は昨年12月、宮田選手を「会長による厳重注意」とした。
(共同)