シフィオンテクを提訴せず
【メルボルン共同】世界反ドーピング機関(WADA)は20日、禁止物質の検出で昨年に1カ月の出場停止となった女子テニス世界ランキング2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)に対する処分を妥当と認め、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴しないと発表した。追加処分を科されないことが確定した。
テニスの不正監視機関のITIAは故意の摂取ではなく汚染された薬が原因で「過失、または重大な違反なし」に該当すると判断していた。メルボルンでの全豪オープンで8強入りしたシフィオンテクは「大会に集中したかったので、この話が終わって良かった」と話した。
(共同)