広域強盗、一部認める
「ルフィ」と名乗る男らが指示したとされる広域強盗事件のうち、東京都狛江市の住宅で2023年1月、住人の女性=当時(90)=が暴行を受け死亡した事件の実行役として、強盗致死罪などに問われた野村広之被告(54)は22日、東京地裁立川支部で開かれた初公判で「参加したことの認識はある」と述べ、起訴内容を一部認めた。弁護側は「起訴状の内容の犯行をしたわけでない」と述べた。
冒頭陳述で検察側は「被告は共犯者の指示を受け、女性の体をバールで多数回殴った」と指摘した。弁護側は「被告の関与の詳細はこれから明らかにする」と述べた。
(共同)