雪下ろし94歳死亡、77歳重体
北海道内で25日、雪下ろし中とみられる事故が相次ぎ、道警によると札幌市で94歳男性が死亡、滝川市では77歳女性が雪に埋もれ、意識がない状態で救急搬送された。
札幌・南署によると、札幌市南区定山渓、農業八木橋岩雄さん(94)が、2階建ての自宅の屋根からロープで宙づりになった状態で見つかり、その場で死亡が確認された。ロープを胸の辺りに巻き付け、命綱にしていて転落した可能性がある。
滝川市江部乙町では、果樹園の納屋の雪下ろしをしていた浮穴典子さん(77)が雪に埋もれ、意識がない状態で救急搬送された。滝川署によると、浮穴さんは夫が屋根から落とした雪を排雪しようとした際に埋まったという。
(共同)