フジ、社長退任案を検討へ
元タレント中居正広さんと女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた問題で、フジの港浩一社長の退任案について27日の臨時取締役会で検討することが26日、関係者への取材で分かった。他の経営陣の責任についても議論される見通しだ。その後、港氏らが記者会見。港氏は自身の進退について言及するとみられる。
会見には港氏のほか、嘉納修治会長=親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)会長兼任、フジテレビの遠藤龍之介副会長、フジ・メディアHDの金光修社長が出席する見通し。
臨時取締役会後の午後4時から参加メディアを制限せず映像撮影も可能な「オープンな形式」で行う。フジは、被害女性らの「プライバシー侵害の恐れがある発言」などへの対策として生中継・生配信は控え、10分遅れの時間差をつけて放送・配信するよう要望している。会見の「終了時間は設定していない」という。
(共同)