元タレント中居正広さんと女性とのトラブルに端を発するフジテレビの問題で、フジは７日、再発防止や企業風土改革のため、若手・中堅社員を中心に構成した「再生・改革プロジェクト本部」を設置したと発表した。設置は６日付。
清水賢治社長が本部長に就き、複数のワーキンググループを置いて現場の率直な意見を反映させる。外部の専門家の知見も取り上げながら、改革案を作り、速やかに実行に移すとしている。
清水氏は６日、報道陣の取材に、中居さんのトラブルに関する対応について「コンプライアンスに関する制度は整備されていたが、運用の実効性に反省すべき点があった。今すぐにでも補強していきたい」と語っていた。
（共同）