女川原発、再稼働後の初訓練
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宮城県は8日、東北電力女川原発(女川町、石巻市)から放射性物質が外部に漏れた事故を想定し、防災訓練を実施した。昨年10月の再稼働後初めてで、周辺住民の他、自治体や警察などの関係機関が参加。能登半島地震を踏まえ、孤立地域から空路で避難する手順などを確認した。
訓練は、三陸沖を震源とする最大震度6強の地震で発生した津波により、2号機が外部電源の喪失などで炉心損傷したと想定。女川町の江島の住民は、航空自衛隊のヘリコプターなどで約60キロ離れた避難所へ移動した。
他にも、放射線監視装置(モニタリングポスト)の異常に備え、ドローンによる空間線量率の測定訓練もした。
(共同)