ＮＨＫ福祉大相撲が８日、東京・両国国技館で行われ、初場所後に横綱昇進を果たした豊昇龍がトークショーに臨み「今までの横綱たちのまねはせず、これが豊昇龍だというものを見せたい。優勝回数を２桁に乗せたら、次の目標を立てたい」と抱負を語った。
初場所は三つどもえの優勝決定戦を制した。優勝を決めた王鵬戦でつかんだ左上手について「腕がちぎれても、絶対に離さないという思いだった」と明かした。一方で３敗を喫したことに「勝った相撲よりも、負けた相撲の方が勉強になる」と述べ、春場所（３月９日初日・エディオンアリーナ大阪）への課題とした。
初場所限りで現役引退した照ノ富士親方（元横綱）も登場した。
（共同）