仮設住宅で雪かき追われ、石川

 石川県輪島市の仮設住宅で、雪かきをする住民=8日午後
 石川県輪島市の仮設住宅で、雪かきをする住民=8日午後


昨年元日の能登半島地震の被災地でも8日、雪や風が強まり、仮設住宅の住民らが除雪作業に追われた。被災家屋が雪の重みで倒壊しないかといった不安の声も聞かれた。
未明に48センチの積雪が観測された石川県珠洲市。昼ごろには、横殴りの雪となることもあった。同市の仮設住宅に身を寄せる大工上塚時男さん(78)はスコップを使い、玄関付近の雪を撤去。「地震後、能登に残る人は高齢者が多い。作業は大変だ」とため息をついた。
地震で壁にひびが入るなど一部損壊となった自宅で生活する自動車コーティング業の真脇魁さん(27)は「屋根のアンテナに雪が積もっており、テレビが見られない」と嘆いた。
(共同)

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