スーダン人道団体が平和賞最有力
【ロンドン共同】「ノーベル平和賞ウオッチャー」として知られる国際平和研究所(ノルウェー・オスロ)のウーダル所長は9日までに、今年の受賞者の最有力候補に内戦が続くアフリカ北東部スーダンのボランティア団体「緊急対応室」を挙げた。危険地域で暴力の脅威にさらされながら活動し、必要不可欠な人道支援を提供していることを評価した。
パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を仲介するカタールのムハンマド首相兼外相を有力2番手とした。カタールはアフガニスタンやレバノンなどの和平調停にも貢献していると指摘し、世界平和のために地域の国が果たせる役割の重要性を示すことになると期待した。
(共同)