ウクライナも終戦交渉参加

 米ホワイトハウスで、記者団に向かって話すトランプ大統領=13日(AP=共同)
 米ホワイトハウスで、記者団に向かって話すトランプ大統領=13日(AP=共同)


【ワシントン、キーウ共同】トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に、ロシアとウクライナの戦争終結に向けて米ロが進める交渉にウクライナも参加すると表明した。ロシアの先進7カ国(G7)復帰を望むとし「追放は間違いだった」とも述べた。
ロシアのウクライナ侵攻は今月24日で3年。トランプ氏はロシアへの肩入れが目立ち、米ロ主導でロシア寄りの終戦構想を模索する懸念がある。3カ国が中心となって和平への道筋を付けられるかどうかが焦点となる。
トランプ氏は、交渉には「ウクライナやロシア以外の人々も関わるだろう」と説明。関与を求める欧州諸国を念頭に置いている可能性がある。
トランプ氏は安全保障会議が開催されるドイツ・ミュンヘンで14日に米ロの高官が会談し、ウクライナ高官も招待されていると明らかにした。
ロシアは2014年にウクライナ南部クリミア半島を併合したことで主要国(G8)から排除され、G8は現行のG7となった。トランプ氏は1期目にもロシアの復帰を唱えていた。
(共同)

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース