ウクライナに米軍派遣もと報道

 バンス米副大統領(ロイター=共同)
 バンス米副大統領(ロイター=共同)


【ミュンヘン共同】バンス米副大統領は、ウォールストリート・ジャーナル紙が14日報じたインタビューで、ロシアがウクライナとの和平交渉に誠実に応じなければ、米軍をウクライナに送る選択肢もあると述べた。ヘグセス国防長官は派遣を否定したが、よりロシアに厳しい姿勢を見せた。
バンス氏は、米政府が使う影響力として「経済的手段と、もちろん軍事的手段もある」と強調した。ロシアにさらなる経済制裁を科す可能性も示した。
ウクライナの領土のどれほどがロシアの支配下に残るかや、米国などがウクライナに提供する安全保障の詳細は、和平交渉の中で詰める必要があるとした。「われわれはウクライナが主権と独立を維持することを重視している」とも話した。
バンス氏は14日、ドイツ南部ミュンヘンで北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長、ドイツのシュタインマイヤー大統領とそれぞれ会談した。記者団に欧州がロシアとウクライナの和平交渉に参加すべきかと問われ「もちろんだ」と答えた。
(共同)

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