世界1位シナー、資格停止3カ月
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世界反ドーピング機関(WADA)は15日、ドーピング疑惑が浮上していた男子テニス世界ランキング1位のヤニク・シナー(イタリア)と2月9日から5月4日までの資格停止処分で合意したと発表した。5月下旬開幕の四大大会第2戦、全仏オープンには出場できる見通し。
1月の全豪オープンで2連覇したシナーは昨年3月に筋肉増強作用がある薬物に陽性反応を示したが、不正監視機関ITIAはスタッフが指の傷の治療で禁止物質を含むスプレーを使ったとの説明を支持し、資格停止処分を科さなかった。WADAはこれを不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴して1〜2年の資格停止を求めていた。(共同)
(共同)