関西万博開幕に備え合同警備訓練
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大阪・関西万博の開幕に備え、大阪、京都など近畿の5府県警と警視庁が19日、堺市で合同警備訓練を実施した。万博会場周辺の混雑した道路で雑踏事故が起きた際の警備体制を確認したほか、警備犬を出動させた爆発物処理訓練にも取り組んだ。
訓練には計約180人が参加した。万博会場に向かう混雑した道路で、けんかなどのトラブルが発生したと想定。警視庁の担当者が、「(通行人に指示を出す際は)後方にも伝わるよう大きな身ぶり手ぶりが必要」などとレクチャーした。
爆発物処理訓練では「不審なリュックが見つかった」として、実際に警備犬が出動。その後、防護服を着た爆発物処理班が回収に当たった。
(共同)