中ロ、ウクライナ情勢を議論

 20日、南アフリカ・ヨハネスブルクで会談するロシアのラブロフ外相(左)と中国の王毅外相(ロシア外務省提供・ロイター=共同)
 20日、南アフリカ・ヨハネスブルクで会談するロシアのラブロフ外相(左)と中国の王毅外相(ロシア外務省提供・ロイター=共同)


【ヨハネスブルク共同】中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相は20日、南アフリカのヨハネスブルクで会談した。双方は中ロの戦略的関係を確認。米国第一主義を掲げるトランプ政権を念頭に、国連や20カ国・地域(G20)といった多国間の枠組みを通じて協力を進める意向を表明した。ロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢を巡り議論したほか、米ロが着手した和平交渉についても意見交換した可能性がある。
両外相はG20外相会合のためヨハネスブルクを訪問。ロシア外務省によると、王氏はウクライナ危機の平和的解決の推進を支持すると主張した。中国はブラジルと共に独自の和平案を提唱するなど仲介外交に意欲を示している。
(共同)

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