島根で「竹島の日」20回目式典
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日本と韓国が領有権を主張する竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島)を巡り、島根県は22日、問題解決を訴えるために条例で定めた「竹島の日」に合わせて、20回目の式典を松江市で開催した。2005年に条例を制定して以降、翌年から毎年開いている。
式典には丸山達也県知事や政府代表として今井絵理子内閣府政務官が出席。政務官の参加は13年連続となる。県は首相や閣僚の派遣を求めているが、政府は両国関係に影響を及ぼさないよう見送った。今井氏は式典前に県の竹島資料室を視察し丸山知事と職員から展示資料の説明を受けた。
政府は1905年1月、竹島を島根県に編入することを閣議決定した。
(共同)