島根原発2号機の不具合機器復旧



中国電力は22日、島根原発2号機(松江市)で不具合を起こしていた機器が復旧したと発表した。中国電によると、機器は原子炉格納容器内の水素と酸素の濃度を監視するもので、濃度の数値がモニターに表示されていなかった。調査の結果、計測データを送る機器が故障していることが判明し、取り換えた。安全性に影響はなく、運転を続けていた。
不具合は20日、社員がモニターの異変で気付いた。設備は重大事故時に必要となるが、同じものを複数設置しており、正常な設備で監視していた。社内規定では30日以内に復旧しない場合、運転停止となる。
島根、鳥取両県は20日夜、原発に立ち入り調査を実施した。
(共同)

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース