中国無人機が沖縄周辺飛行
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防衛省統合幕僚監部は26日、中国軍のGJ2偵察・攻撃型無人機1機が同日、沖縄周辺の日本の防空識別圏を飛行するのを初確認したと発表した。航空自衛隊のF15戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。領空侵犯や危険な行動はなかった。
中国軍の無人機を巡っては、防衛省はこれまでに5機種の飛行を確認、公表しており、今回が6機種目。
防衛省によると、GJ2は大陸方面から飛来し、沖縄本島と宮古島の間を通過。奄美大島沖まで飛行した後に反転し、大陸方面に戻った。これに先立ちBZK005偵察型無人機1機もほぼ同じルートを飛行した。
(共同)