プロ野球、カジノ新たな公表なし



違法性のあるオンラインカジノ利用者が確認されたプロ野球で、日本野球機構(NPB)と12球団による実行委員会が3日、東京都内で開かれた。問題発覚後、初めての実行委員会となり、会議冒頭で榊原定征コミッショナーが「問題解決に向かう道筋を(つけるため)、球界全体として取り組むように」と指示した。NPBの中村勝彦事務局長が明らかにした。
会議でカジノ問題についての言及はこれだけで協議はなかったとし、メディアへの新たな情報の公表はなかった。追加の利用申告者も3日までに出ていないという。
オリックスの山岡泰輔投手の利用発覚を受け、NPBが各球団に選手、スタッフらの調査を要請。過去に利用したことがあれば自主的に名乗り出るように呼びかけた結果、新たに7球団で14人から申告があったと2月27日に発表された。
14人の氏名や詳細の公表、処分を科すかどうかについてNPBは球団に一任する方針。オリックスは山岡投手を当面、活動自粛としている。
(共同)

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