ローマ教皇、再び呼吸困難



【ローマ共同】ローマ教皇庁(バチカン)は3日、肺炎で入院中の教皇フランシスコ(88)が呼吸困難を2回発症したと発表した。人工呼吸器も必要になったが、意識はしっかりしている。粘液がたまった気管支がけいれんを起こしたためで、粘液を吸引した。2月28日にも呼吸困難や嘔吐物の誤嚥を起こしていた。
バチカンは回復の見通しを引き続き明確にしていない。イタリアメディアはバチカン筋の話として、粘液がたまったのは肺炎の影響によるもので、新たな感染が起きているわけではないと報じた。血液検査の数値は安定しているという。
教皇は2月14日、気管支炎のためローマの病院に入院。その後、呼吸器の感染症や肺炎への罹患が判明した。
(共同)

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