原因判明まで連結運転取りやめ



6日午前11時半ごろ、東北新幹線の上野―大宮間で、東京発新青森・秋田行きはやぶさ・こまち21号が走行中、連結部が外れ、自動的にブレーキが作動して停車した。点検のため東北、上越、北陸の各新幹線が上下線で約3時間運転を見合わせた。東北新幹線では昨年9月にも同様のトラブルが起きており、JR東日本が対策を進めていた。原因を調べる。
JR東は6日午後に記者会見し、原因が判明し対策が完了するまで当面の間、新幹線の連結運転を全て取りやめる方針を示した。秋田・山形新幹線は一部を除いて東京との直通運転がなくなり、盛岡・福島駅での乗り換えが必要となる。国土交通省は重大インシデントに認定。運輸安全委員会は鉄道事故調査官3人を指名した。
はやぶさはJR北海道所有のH5系で、こまちに電気系の不具合があった可能性があり、JR東と北海道が詳しく調べる。
JR東は6日の連結運転を中止した。東北、山形、秋田、上越、北陸の各新幹線で上下計111本が運休、計166本が最大約5時間遅れ、計約15万2800人に影響した。
(共同)

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