「議席の半分に女性を」

国際女性デーを前に、女性議員を増やそうと活動する「クオータ制を推進する会」が6日、国会内で集会を開いた。与野党の国会議員が夏の参院選に向けた女性候補の擁立予定を報告。今年は女性参政権獲得から80年となる節目だが、政治参画の男女格差は依然大きく、参加者は「議席の半分に女性を」と訴えた。
超党派議員連盟の野田聖子会長(自民党)はビデオメッセージで、「女性の個性がさまざまな形で政治に導入されていく多様な生きやすい日本をつくっていきたい」とあいさつした。
参院選擁立について、立憲民主党の辻元清美代表代行は「女性候補を立てれば当選率は高い」とし、女性候補者5割を目指すとの目標を示した。
(共同)