高額療養費の負担増、凍結に言及

 佐藤正久氏
 佐藤正久氏


自民党の佐藤正久幹事長代理は6日のBS―TBS番組で、医療費の支払いを抑える「高額療養費制度」の利用者負担上限を引き上げる政府方針を凍結すべきだとの考えを示した。「幹事長室にいるが、制度見直しに賛成の方はほとんどいない」とした上で、がん患者団体が求める凍結へ「政治が決断すべきだ」と述べた。
政府の手続きの問題点として、患者団体からの意見聴取をせずに引き上げを決めたと指摘。衆院で少数与党のため、野党がまとまって立憲民主党の凍結法案を通過させた場合に「本当に(与党で過半数を握る)参院で否決するのか」と訴えた。
(共同)

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