中国の李強首相「重要な岐路」



【北京共同】中国の李強首相は23日、米共和党のデーンズ上院議員と北京で会談し、トランプ米政権の対中関税強化で緊張関係にある両国は「重要な岐路を迎えている」と強調した。AP通信が伝えた。貿易問題や薬物対策を巡り協議したとみられる。トランプ大統領に近いデーンズ氏は会談を通じて緊張緩和を図る構えだ。
AP通信によると、李氏は米中協力の重要性を訴え「対立よりも対話を選ぶべきだ」と主張。トランプ政権との「安定した持続可能な発展」を求めたという。
1月の第2次トランプ政権発足後、米議員の北京訪問は初めて。デーンズ氏は21日の馬朝旭外務次官との会談で、米中関係や共通の懸念を巡り意見交換した。
(共同)

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