住宅を「早く買いたい」人が増加

マンションや戸建住宅を早く買いたいと考えている人が増えている。住宅ローンの金利上昇が続くことが見込まれるためだ。生活必需品の値上がりで家計の支出がかさむ中、住宅ローンの返済が重くのしかかることへの不安が高まっている。
住宅情報サイト運営のライフルが今年1月、住宅購入を検討している人を対象に意識調査(複数回答可)を実施したところ、「金利が上がる前に買いたい」との回答が47・9%となり、昨年7月の前回調査から6・6ポイント増えた。
購入者のうち、世帯月収に占める住宅ローン返済額が3割以上のケースをみると、「もっと借入額を減らせばよかった」との回答が28・3%となった。
(共同)