政府、有事利用に8空港・港追加

政府は1日、有事の際に自衛隊や海上保安庁による利用に備えて整備する「特定利用空港・港湾」に7道県の計8カ所を追加すると決定した。全国の対象施設は11空港、25港湾の計36カ所となった。既に指定されている施設の追加整備費も含め、2025年度の関連予算として計968億円(24年度370億円)を充てる。持ち回りの関係閣僚会議で決めた。
追加された8カ所は、北海道の函館空港と函館港、白老港、石川県の金沢港、和歌山県の南紀白浜空港、鳥取・島根両県の境港、大分県の大分空港、沖縄県の平良港。
指定された空港では、滑走路延伸や駐機場の整備を進める。
(共同)