原爆資料館226万人入館

広島市と公益財団法人「広島平和文化センター」は4日、原爆資料館の2024年度の入館者数は226万4543人(速報値)だったと発表した。23年度の198万1782人を超え、2年連続で過去最多を更新した。
不安定な国際情勢を受けた平和や安全に対する危機感に加え、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞で、国際的に関心が高まったことが背景にあるとしている。円安による訪日客の増加も要因とみられ、入館者のうち外国人は72万8385人となった。
資料館の近くにある国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の24年度の入館者数は46万6270人で、こちらも過去最多となった。
(共同)