F1、角田は1回目で6位

自動車のF1シリーズ第3戦、日本グランプリ(GP)が4日、三重県鈴鹿サーキットで開幕し、レッドブルの角田裕毅はフリー走行の1回目で6位と好走した。2回目は18位だった。
レーシングブルズから強豪に移籍して初戦。母国での注目の初走行で早速、存在感を示した。チームとの無線で「自分たち自身に集中しよう」などと話しながら快調に飛ばした。1回目は総合4連覇中の同僚、マックス・フェルスタッペン(オランダ)に次ぐ順位だった。
2回目はジャック・ドゥーハン(オーストラリア、アルピーヌ)のクラッシュなどで中断が相次ぎ、1回目の半分以下の12周と不完全燃焼だった。「あとは実際に乗って試すだけ」と臨んだコースでの貴重な練習は限られたものとなった。
1回目にスポット起用されたアルピーヌの平川亮は12位。トップは1回目が開幕戦のオーストラリアGPを制したランド・ノリス(英国)、2回目は第2戦の中国GPで優勝したオスカー・ピアストリ(オーストラリア)と、ともにマクラーレン勢だった。
(共同)