永瀬、泰然と「最後は勝つ」

柔道の全日本選抜体重別選手権の開幕を前日に控えた4日、会場の福岡国際センターで出場選手の計量が行われ、ともに2連覇を果たしたパリ五輪後初の実戦となる男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)と同81キロ級の永瀬貴規(旭化成)、女子52キロ級の阿部詩(パーク24)らがパスした。
7度目の頂点を狙う31歳の永瀬は「コンディションはいつも通り。私らしく粘り強く、最後は永瀬が勝つという試合を見せることができればいい」と泰然と語った。挑戦者を迎え撃つ立場で「五輪で優勝し、そういった自覚もある。私がいることで日本の81キロ級がもっともっと盛り上がっていければいい」と話した。
(共同)