【独自】フジ社長の役員報酬50%減額



元タレント中居正広氏の性暴力に端を発するフジテレビの問題を巡り、フジが役員報酬の一部をカットしていたことが7日、同社関係者への取材で分かった。清水賢治社長は月額報酬50%、他の取締役は同30%を減額した。期間は2月から当面の間で、経営悪化を招いた責任を取った対応だという。
親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の金光修社長も同30%を減額した。3月27日に新たに就任したフジの取締役は対象外。
フジの一連の問題を巡っては、1月にフジ社長だった港浩一氏が引責辞任し、3月に取締役が大幅に入れ替わった。一方、フジHDの株式を保有する米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは、6月以降もフジHDの取締役にとどまる金光氏や清水氏ら5人の交代を要求している。
(共同)

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