旧統一教会、東京高裁に即時抗告



世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する文部科学省の解散命令請求で、教団は7日、宗教法人法に基づき解散を命じた東京地裁決定を不服とし、東京高裁に即時抗告した。抗告後に取材に応じた教団幹部は、決定について「憲法に反し、結論ありきだ。断固として闘う」と述べた。
高裁が決定を支持すれば、その時点で命令に効力が生じる。最高裁でも争うことができ、最高裁が解散を認めない判断をすれば、命令はさかのぼって効力がなくなる。命令が確定すると教団は法人格を失い、税制上の優遇措置が受けられなくなる。布教などの宗教活動自体は禁じられない。
(共同)

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