ETC障害で原因究明指示

中野洋昌国土交通相は8日の記者会見で、東名高速道路などの自動料金収受システム(ETC)に障害が発生した原因の究明を、管轄する中日本高速道路(名古屋市)に指示したと明らかにした。「原因の早期究明、再発防止策の検討を指示している。再び起きないようしっかり指導していきたい」と述べた。
大規模システムトラブルに備えたマニュアル整備を高速道路各社に求める考えも示した。
ETC障害は6日未明に発生し、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重の計8都県で最大17路線106カ所のETCが利用できなくなった。中日本高速が応急復旧を進め、7日午後に運用を再開した。
(共同)