米イラン、核問題協議

【ワシントン、テヘラン共同】米国とイランは12日、中東オマーンでイランの核開発問題を巡り協議した。第2次トランプ米政権下で初の機会。対立が続く両国の間での本格交渉につなげるため、互いに意図を見極める狙いがある。イラン外務省によると、両国は協議を継続することで合意した。協議は「建設的だった」とした。
協議にはイランのアラグチ外相と米国のウィットコフ中東担当特使が参加。イラン政府高官は、間接協議だとし、協議内容を核問題に限定するようオマーンを通じて米側に求めたと述べた。イラン外務省によると、アラグチ氏とウィットコフ氏は協議後、仲介役を務めるオマーンのバドル外相の下で接触し、数分間言葉を交わした。
(共同)