ツルハ大株主が経営統合に反対

 記者会見後、写真に納まるツルハホールディングスの鶴羽順社長(中央)、ウエルシアホールディングスの桐沢英明社長(右)、イオンの吉田昭夫社長=11日、東京都千代田区
 記者会見後、写真に納まるツルハホールディングスの鶴羽順社長(中央)、ウエルシアホールディングスの桐沢英明社長(右)、イオンの吉田昭夫社長=11日、東京都千代田区


【ブリュッセル共同】イオン子会社でドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスと、同業2位のツルハホールディングスが計画する経営統合に対し、ツルハ大株主の英資産運用会社オービス・インベストメンツが反対する意向を示していることが13日、分かった。この計画はツルハの企業価値を「過小評価している」と主張。他の株主に統合への反対を呼びかけている。
ツルハは、5月26日に開く定時株主総会で統合への承認を得たい考えで、出席株主が持つ議決権の3分の2以上の賛成が必要となる。オービスはツルハ株の約10%を保有していると説明しており、計画実現のハードルとなりそうだ。
(共同)

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