聞こえ方に合わせて調整する機能がついたワイヤレスイヤホン

 パナソニックの「テクニクス EAH―AZ100」
 パナソニックの「テクニクス EAH―AZ100」


スマートフォンでの音楽鑑賞やハンズフリー通話の際にコードを気にしなくて済むワイヤレスイヤホンを使う人が増えている。ワイヤレス初採用の機構でクリアな音質を実現した商品、個人の聞こえ方に合わせて音を調整する機能を備えた商品が登場。耳にかけるタイプも“ながら聴き”ができると人気だ。(共同通信=出井隆裕記者)
パナソニックは2025年1月に「テクニクス EAH―AZ100」を発売した。磁性を帯びた特殊な液体を活用した機構をワイヤレスで初めて採用し、臨場感と躍動感のあるクリアな音質を実現。騒音を打ち消すノイズキャンセリング機能も業界最高水準に高めた。電話時は人工知能で相手側の雑音を除去する。想定価格は3万9600円前後。
シャープは「SUGOMIMI(スゴミミ)」の販売を2025年2月に始めた。個人の聞こえ方に合わせて音を調整。音楽や動画鑑賞、電話のほか、日常的に装着してテレビの視聴や対面の会話時にその人が聞き取りにくい音を補う使い方ができる。「コンサート」「外国語」などシーンに応じてモードの選択が可能。価格は3万9600円。
オーディオテクニカは2025年3月に「ATH―AC5TW」を新発売した。耳をふさがずにかけるタイプで、バランスのとれた量感のある音が楽しめる。「周囲の音も入ってくるため『ながら聴き』に最適」と同社広報。イヤホンだけで最長13時間の連続再生ができる。実勢価格は1万5千円前後。(いずれも価格は変動する場合があります)
(共同)

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