自民和歌山県連に副知事擁立案



前知事の死去に伴う和歌山県知事選を巡り、自民党県連内で宮崎泉副知事(66)を擁立する案が浮上した。複数の関係者が21日、明らかにした。宮崎氏は前向きな意向を県連側に伝達。亡くなった岸本周平氏を前回選で推薦した自民は、昨年の衆院選に続く保守分裂を回避したい考えで、党内調整を進める。
県連は20日の会合で、知事選候補者の人選を執行部に一任する方針を確認。水面下で複数人に打診し、21日までに宮崎氏から回答を得た。宮崎氏は県教育長などを経て4月に副知事に就いた。
県連内の一部には現職国会議員を推す声もある。県連幹部は「保守で団結して知事選に臨みたい」として、町村会とも対応を協議する方針。
(共同)

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