万博隣接地で日本初のIR起工式

大阪市の人工島・夢洲で整備が進むカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の運営事業者「大阪IR株式会社」は24日午後着工する。これに先立ち起工式を開催し、大阪府の吉村洋文知事が「日本初のIRだ。大阪や日本の経済の成長につなげていきたい」とあいさつした。
2030年の開業に向け、準備が本格化する。隣接地で開かれている大阪・関西万博への騒音や景観面の影響が一部で懸念され、工事と対策の両立が当面の課題となる。
式典は大阪IRが主催し、出資するオリックスや大阪府・市の関係者らが出席した。
(共同)