地方創生へ「AI活用」

石破茂首相は26日、生成人工知能(AI)を地方創生に活用する考えを示した。東大大学院の研究室を視察後、記者団に「日本を世界で最もAIの開発がしやすく、利用しやすい国にして情報発信などで地方創生に生かしたい」と述べた。
首相は26日、政府の「AI戦略会議」の座長を務める松尾豊東大大学院教授の研究室で、中谷元・防衛相、平将明デジタル相、赤沢亮正経済再生担当相ら5閣僚とともに生成AIに関する講義を受けた。
基盤技術「大規模言語モデル」の説明に際し、過去の首相演説を基に完成度の高い文章を作り出す技術を体験した他、若手研究者との車座対話にも参加した。
(共同)